走る宝石

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ブログで質問を頂いたので更新がてらにお答えしましょう!
この車排気量が600ccありながらオイルが800ccしか入りません。
レース又は街乗りちょい乗り程度、短時間の使用なら問題ありませんが泊りでのツーリングなどかなり厳しいと思われます。(宿でオイル交換又は注ぎ足し等すれば大丈夫でしょうが・・・)
少ないと言われているフサベルでさえ一リットル入ります。
基本的に輸入モタード車は全てレーシングエンジンですので耐久性はどれも同じと思われます。
フサベルも特徴的なエンジンですがヴェルチーはそれ以上です。
特にシリンダー・カムギヤトレーンには感銘します。
おまけにカセット式ミッション!
一番困るのは部品の供給です。
これは他のメーカー(KTM・フサベル・ハスキー等)の供給体制がとてもしっかりしているのに比較して良くありません。というかとても悪いです。
そういった情報は多少伝わっているとは思いますが昨年一時経営が危うくなったせいで各国のデイラーが辞めてしまったせいもあります。
これはあまりにもコストを無視して作り上げた良さが仇となってしまったようで・・・自分にとってはそこが魅力ですが・・・
今本国では細々と生産をおこなっているそうですがそれでも日本の代理店への部品の供給が悪いようです。
あと電気系統がとても弱く暑さでいかれてしまいます。
この辺りは共通部品の調達など日々努力を惜しまないようにしています。
ただそれにも勝る魅力がたくさんあり自分はそれに惚れ抜いてこのマシンを走らせています。
モタード界のフェラーリ!!(チョッと手前味噌?)
熱いファンがいる限りヴェルチーは不滅です。